キャッシングの利用目的で使うと審査落ちするNGな回答とは?
- 「キャッシングの利用目的って、ウソでもバレないでしょ?」
- 「ちゃんと返すなら、利用目的なんて関係ないでしょ!?」
- 「利用目的が問題で、キャッシングの審査落ちする事ってあるの?」
キャッシングの利用目的について、適当に考えている人も多いのではないでしょうか?
しかし、実際には申告する場合だけではなく、利用目的というのはキャッシングする上で非常に重要な判断基準となります。
間違った利用目的でキャッシングをするのは、返済不能に陥ってしまうリスクがあります。
返済できなければ、あなたの信用情報は「ブラックリスト化」してしまいますし、生活する上で様々な制約を受ける恐れもあります。
このページでは、キャッシングする上での利用目的について正しい知識と判断ができるような情報をご紹介しています。
もしもあなたが、キャッシングの利用目的で気になることがある、何と答えればいいのか分からない、賢くキャッシングを利用したいといった方は今すぐ以下を読み進めて下さい。
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5つのNGな利用目的
「キャッシングのフリーローンであれば、利用目的は何でも構わないだろう…」
そう考える方もおられるでしょうが、実際には常識的に考えて審査落ちの原因になるだろうと思われる利用目的があります。
以下では、5つのNGな利用目的として、申告したり聞かれた際に答えるべきではないNG回答をご紹介したいと思います。
- ギャンブル
- 他社借入返済
- FXや仮想通貨などの投資資金
- 引っ越し費用
- 困っている人に貸す
ギャンブル
パチンコにスロット、競馬に競輪、最近だとFX投資や仮想通貨投資、この辺もギャンブルと呼んでも良いのではないでしょうか?
パチンコやスロットは、全盛期に比べると市場希望も縮小しているようですが、それでも20兆円規模などといわれるほど、日本の娯楽にはなくてはならない産業となっています。
ギャンブル依存症の専業主婦や高齢者などの問題が、メディアで取り上げられることが追いわけですが…。
実際に、そういった人たちの収入源の一つとしてキャッシングが利用されているのも事実です。
この場合のキャッシングには、大手の金融機関は勿論ですが、借りれなくなった状態でも貸してくれる闇金などに手を出して生活を破綻させているパターンが多いようです。
闇金などの非登録業者は、そうではない登録業者とは違い法律の外側にいます。
暴力的な取り立てなども未だに多く、まともな精神状態を維持することが困難になっている人も多いようです。
登録されている金融業者に関しては、個人情報の取り扱いや各種対応に関しても法律に則った対応がなされており、借りて期日以内に法律の範囲内の利息を付けて返せば、何ら不利益を被ることはありません。
しかし、闇金業者にまで手を出してしまうと、生活を破綻させてしまうリスクが高くなります。
とにかく、キャッシングの利用目的としてギャンブルだという場合には、考えを改めるほうが良いでしょう。
他社借入返済
他社で借入しているお金の返済日が近づいてきたから、お金を貸してほしい…。
そんな利用目的だったら、返済してもらえない可能性が非常に高いことが容易に想像つきます。
他社借入の返済の為だという利用目的も避けた方が良いでしょう。
FXや仮想通貨などの投資資金
投資に関しては、余裕資金で行うことが鉄則です。
生活費を削ってまで不確実性のものにお金を突っ込むのは、生活を破綻させてしまう恐れがあります。
FXや仮想通貨投資などは、ハイリスクハイリターンの商品となるため、お金を貸す側からすれば返済能力が低いと判断せざるをえません。
「レバレッジが下げられて、資金不足でキャッシングに手を出してしまった…」
そういった体験談も見られますが、最終的に返済できないパターンが多いのも事実です。
大きくリターンが得られれば返してもらえるでしょうが、高確率で損をしてしまう可能性があり、その場合には返済を期待できないからです。
引っ越し費用
引っ越し費用ときくと、一見真っ当な利用目的のように見えますが…。
貸す側からすれば、引っ越ししてそのまま逃げられるのではないかといった疑惑を持ってしまいます。
そのため、引っ越し費用という利用目的であれば、別途引っ越し先の情報や賃貸借契約書のコピーなど、本当に引っ越すのかどうか、引っ越し先の確かな情報などが求められるかもしれません。
困っている人に貸す
「困っている人のために、お金を借りてお金を貸すことって悪いことなの?」
道徳的には、困っている人を助けるという意味でも評価される行為に思えますが、お金を貸す側からすれば、たまったものではないといった感じではないでしょうか?
困っている人にお金を貸して、必ず返してもらえるとは限らないでしょうし、返してもらえない可能性のほうが高いと判断せざるをえません。
人にお金を貸す為に、キャッシングの利用を考えている場合も、今一度考えなおしてみる必要があるでしょう。
これらの利用目的を正直に書くと、必ず審査落ちすると断定することはできません。
というのも、金融業者は独自の審査基準を採用して、申込者の返済能力と貸し出し可能金額を決定しています。
上で紹介した5つの利用目的としての回答は、あくまで推測ではありますが、かなり高確率でマイナス評価を受けるであろう回答です。
少なくとも、審査において前向きなプラスの評価を得る事はないでしょう。
【プライド厳禁】利用目的で強がらないこと!
案外、利用目的の欄を適当に埋める人は多いものです。
個人融資のキャッシングは「フリーローン」ということもあり、適当でOKだろうと軽く見る人が多くいらっしゃいます。
住宅ローンや自動車ローンの時のように、保証人や担保といったものも必要がなく、個人の信用だけで融資を受ける事ができます。
「他に借金がないし、初めて消費者金融から借りるわけだし、何もマイナス評価されることなんてないぞ!」
お金を借りる「お願いする立場」であるという事実に反発心を抱いて、「俺は信用できる人間なんだ!」という変なプライド心が出てしまう人がいます。
- 「信用できる人間だから、何に使っても文句ないだろ!」
- 「利用目的、そんなの答える必要ないだろ!」
- 「絶対に返せるんだから、利用目的なんて聞くんじゃねぇ!」
そう言わんばかりに、利用目的を馬鹿正直に申告してしまう人も中にはおられます。
キャッシングの利用目的に関して、嘘をつくことはいけません!
しかし、馬鹿正直に細かい事情を伝える必要がないのも事実です。
また、お金を借りる立場であることに過度の引け目を感じる必要もなく、きちんと利息を付けて期日を守って返済すれば罪悪感を抱く必要も、もちろんありません。
利用目的に関して、適当に答えるのではなく、審査官に注目されているという気持ちで答えることが大切です。
最も無難な利用目的の回答例とは?
キャッシングの利用目的として、その利用目的が明確なほど、審査には有利になると考えられています。
目的を達成させるために、一時的に必要となる資金としてキャッシングを行うのであれば、正直にその目的を申告すればよいでしょう。
勿論、上記でご紹介したような審査落ちしそうなNG回答ではなく、以下のようなネガティブではない利用目的の場合の話です。
- 海外留学の為の費用
- 各種スクールに通う為の費用
- 旅行の為の補填費用
- 冠婚葬祭の費用
特に明確な利用目的がないのであれば、無難な回答となるのが「生活費」です。
電話での本人確認の際などに、利用目的を尋ねられるケースもありますので、その際には「生活費の足しとして」と答えるのが最も無難な回答といえるでしょう。
大手の消費者金融で借入する際に、個人であればフリーローンを選ぶと「利用目的」を書類で回答する必要もないといったケースもあります。
目的が明確であれば、別途「目的ローン」としてサービスが準備されている場合がありますので、そちらを利用してみると良いでしょう。
その場合はフリーローンに比べて、利息が少し安く設定されています。
- 教育資金
- マイカー
- 結婚資金 など
ギャンブルやFX投資、競馬や仮想通貨投資など、投機的な利用目的でキャッシングすることは、キレイごとをいうようですが、やはりお勧めできません。
最終的には、大手消費者金融や銀行からの借り入れ先がなくなってしまい、行きつく果てが「闇金」になってしまう確率が非常に高いからです。
闇金なら利用目的以前に無審査で即融資が可能!
いうまでもありませんが、闇金業者との付き合いには百害あって一利なしです。
あなたの個人情報がアンダーグラウンドな世界に広がってしまい、あの手この手で法外な融資の勧誘を受ける事となるでしょう。
融資だけではなく、儲け話だったり、なぞの商品を送り付けてこられてお金を請求されたり、法律無視の業者においては常識は通用しません。
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借りるときは異常なほどのサービスの良さを実感できるでしょう。
しかし、そもそも闇金などはATM返済などに対応していないケースがあるので、いざ返そうとしても連絡がつかなかったり、それでも利息は加算され続けたり…。
後日、連絡がついたと思ったら利息込みで法外な費用を請求されたり…。
投機商品に手を出して冷静さを失っているような状態だと、甘い誘いに軽い気持ちで乗ってしまう恐れがあります。
危険だと思っても、ついつい目の前のお金に手を出してしまいがちです。
今は大丈夫でも、ギャンブルなどの依存症がある娯楽のためにキャッシングを利用するのは、非常に危険なルートを辿っているのだという自覚が非常に大切です。
審査は利用目的だけが判断指標ではない!
キャッシングの審査の際には、いくつかの指標が利用されています。
お金の使い道だけで、大きく審査に有利となることはなく、あくまで数ある指標の中の一つだといえます。
では実際に、キャッシングの審査ではどういった指標が用いられているのでしょうか?
- 属性スコアリング
- 在籍確認
- 書類審査
- 信用情報審査
以下に代表的なキャッシング審査の審査基準や指標についてご紹介したいと思います。
属性スコアリング
申込者の属性を点数化したものを属性スコアリングといいます。
ローン契約などの審査には、必ず用いられるものであり、その指標は各金融業者によって独自のものが採用されています。
ただ、一般常識的に考えて指標に加えられているだろうと推測されるものも多々あります。
- 住居環境
- 年齢
- 電話形態
- 家族構成
- 勤務先
- 年収
- 勤続年数
- 他社借入件数
まだまだ他にも指標となる項目は多々あるでしょうが、代表的なものを列挙してみました。
例えば、住居環境に関して以下のような種類が考えられます。
- 賃貸アパート
- 賃貸マンション
- 分譲マンション
- 賃貸戸建て
- 持ち家
- 実家に同居
- シェアハウス
- 友人宅に居候
属性スコアリング的な観点からみれば、当然ですが賃貸だと家賃が発生しますので、家賃が発生しないであろう持ち家や実家暮らしの人のほうが返済能力が高いと判断されるわけです。
これらにポイントを付けて、その合計ポイントで融資が可能かどうかの審査が行われています。
最初に属性スコアリングで合格ポイントに達さないと、次の過程に進むことができません。
在籍確認
審査の中では、比較的最終段階あたりで実施されると言われるのが「在籍確認」です。
キャッシング会社では、借入希望者が安定した収入を持っていることが条件として挙げられます。
その裏付けとして、勤務先に電話連絡を入れて、申込者が本当に在籍しているのかどうかの確認作業が実施されます。
この確認作業としては、主に電話での確認が行われますが、事情による電話での確認ができない場合には代替書類での確認が実施されることがあります。
キャッシング会社大手(プロミスやSMBCモビット、アイフルなど)が申込者の勤務先に電話確認を入れる際には、キャッシング会社からの電話であると分からないように十分な配慮がなされています。基本、会社名を名乗ることはなく、かつ用件をあなた以外の人に伝える事はありません。
書類審査
融資希望額が50万円未満だったり、他社借入残高を含めて100万円未満であれば、必要書類として求められるのは「本人確認書類」のみとなります。
個人の信用状況によっては、追加で給与明細や源泉徴収票などが求められる場合もあります。
また、融資額が50万以上の場合などにも、同じく給与明細や源泉徴収票などの別途書類の提出が求められます。
少なくとも、本人確認書類として免許証やパスポート、マイナンバーカードなどの提出が出来ない場合には、審査落ちは免れません。
信用情報審査
個人の金融取引(クレジットヒストリー)は、すべて信用情報機関に保持されています。
- シーアイシー
- 日本信用情報機構
- 全国銀行個人信用情報センター
闇金業者のような非登録業者であれば、顧客との取引を報告していませんので履歴は残りませんが、真っ当な金融機関との取引に関しては逐一記録がとられています。
- 申込日時
- 申込内容
- 返済期日
- 返済日
- 残債
- 延滞日
- 強制解約
- 債務整理
- 自己破産
これらの情報が逐一、情報機関と金融業者のやり取りで記録されています。
キャッシングの審査の際にも、必ず信用情報機関を参照して申込者の金融取引状況を確認されます。
ちなみに、この参照作業の記録も、信用情報機関には残されます。
ですので、短期間に複数の金融業者に申し込みをすれば、その回数分「情報参照」が行われて記録されますので、短期間に別の会社にも申し込みをしているなぁと審査担当者にはすぐにバレてしまいます。
申込ブラックという言葉もあるように、短期間で複数社への申し込みは審査落ちの原因となりえますので注意しましょう。
また、他社借入件数や他社借入残高など、自分にとって不利になりそうな情報を誤魔化したり虚偽の申告をするのも厳禁です。
信用情報機関を参照すれば、動かぬ証拠が残っていますので、下手なウソはマイナス印象を与えてしまうだけとなります。
まとめ
キャッシングの利用目的として、審査落ちしそうなNG回答やそれにまつわるキャッシングの知識をご紹介してきました。
キャッシングは賢く利用すれば非常に有益なサービスとなり、誰かに後ろめたさを感じる必要なく便利に利用できます。
もしもあなたが、大手のキャッシングサービスを利用してみたいとお考えなら、まずは無利息サービスやプライバシー保護に力を入れている大手サービスを利用してみると良いでしょう。